ブログは更新頻度よりも質がアクセスを生む

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最近、仕事、学校、子育てと生活環境が変わりブログの更新が以前ほどできなくなっている。特に9月はブログがほとんど書けていない。
でも、更新頻度が減っていても、アクセスが減っている訳ではない。
去年の同じ時期のアクセスと比べると更新頻度の少ない今月のほうがアクセスが多い。

あきみちさんのブログ記事:初心者のためのブログアクセスアップアドバイス"7.3. 更新頻度は重要ではない"という項目があるが、そのとおりだと実感したのが正直な気持ちだ。

では、更新頻度がさほど大事ではないのなら、何が大事なのだろう?
今、アクセスを稼いでいるエントリーを見ると検索エンジンからのアクセスが全体の70%になる。
代表的なエントリーは、本場のスパニッシュオムレツの作り方・写真レシピ【モテる男への道】【BMX初心者向け】街乗りが最高に楽しくなる技・トリック2つのHow-toHDR(ハイ ダイナミックレンジ)写真の作成に挑戦見やすい表を作るステップとポイントなどなどのエントリーだ。
これらのエントリーはある程度の労力を使った結果、ある程度の質を持ったエントリーになったと思う。
たぶん、ある程度の質を持ったエントリーを書き続ければ、そのエントリーたちが中期的にアクセスを作ってくれるのだろう。
では、エントリーのある程度の質と、質を高める上でポイントとなるべきことを考えてみる。


ブログ エントリーの質とは?

一言で質と言ってもぼんやりとしているので、ブログエントリーをタイトルと内容に分けて考えてみる。


1.質のいいタイトルって、読みたくなるタイトルでしょう!

読みたくなるタイトルとは、一目で見て「おっ!」と思わせるものでしょう。
もちろん一目で見て内容を把握してもらうには、ある程度少ない文字数がいいだろう
はてなブックマークのホットエントリーを見るとほとんどのタイトルの長さは40文字以下だ。
そして、タイトルの特徴として以下の特徴が見られる


1−1.何個かの"コツ"、"方法"を紹介

下のタイトルのようにタイトルを読んだだけで、1つの記事にこんなに有益な情報があると感じさせてくれる。

タイトル例:
 14個のTwitterの細かすぎて伝わらない裏技や仕様
 脳が冴える15の習慣、脳を活性化する47の方法


1−2.強いインパクトがある

上のように○個と"情報 数"ではなく、1つの大きなインパクトある情報で勝負するインパクト型のタイトルも素敵だ

タイトル例:
お腹の脂肪をどんどん燃焼!30秒でどこでも出来て超簡単なお腹へっこませ法
日本人に英語を教えるとこんなにヤバイ ...ある英作文の内容に大反響
Tシャツをあっという間にきれいにたためる裏ワザ!!
iPhoneで撮影した写真の危険性と対策のまとめ
火事なう――自宅からTwitter中継した男性が話題に


1−3.面白そうな雰囲気があるタイトル

タイトルを読んで何だこれは?!と自分の興味のスイッチをくすぐられるタイトルがある

タイトル例:
絵を描けない人、文章を書けない人、なに言ってるかわからない人
数学を勉強することの意味――「1+1」の思想
彼に騙されているのでしょうか?


1-4. いいタイトルが書けるようになるためには

上のようなキャッチーなタイトルがすぐには書けるようになるとは思えないが、
いいタイトルを書けるようになるためには下の3つの方法の実践が効果的だと思う。


1−4−1.普段からブログを読みタイトルを勉強する


たくさんのいいブログを読むことでたくさんのいいタイトル、内容に触れる
そのことで自分の文章力、表現力というのが上がると考える。
そして、たくさんのいいエントリーに触れたいのならはてなブックマークのホットエントリーを見るのがてっとり早いだろう。


1−4−2.タイトルを試行錯誤する

タイトルを考えて最初に出てきたタイトルが100点満点のタイトルである確立は低いだろう。
最低3回は見直し、タイトルをブラシアップすることでより良いタイトルができるはずだ!
僕が自分でエントリーのタイトルをチェックする上で気を付けているポイントが下の2つだ。

・タイトルをもっと短かくできるか?
・読んだ人に伝わりやすいか?さらに読みたくなるか?


1−4−3.他人にタイトルを見てもらう

"三人寄れば文殊の知恵"とはよく言ったものである。ただ3人でなく、2人でも1人よりはいい。
ブログタイトルも自分1人で考えるよりも回りの人、友達に見せたりすることでタイトルがブラシアップされる。
相談した相手からアドバイスをもらうのはもちろんいいが、自分が口に出して人に言うだけでもタイトルの改善策が出たりする。


タイトルの質を向上することはこれぐらいにして、
次はブログ エントリー内容の質について考えてみる。


2.読みたくなる内容とは?!

読みたくなる内容とは、下の2つの要素を満たしたものなのかと思う

2−1.読みやすい、見やすい
2−2.内容が面白い、ためになる

では、この2つを考えてみよう


2−1.読みやすい、見やすい

読みやすい文章というのは難しい題材だが、僕は下の3つを気を付けている


2−1−1.見出しと段落

文章に見出しをつけて、1つのエントリーを複数のブロックに分けることで読みやすくなる。
さらに、見出しをつけようとするとエントリーを複数のブロックに分けて書くことになる。そして、各ブロックに分けることで書く人の頭の中が整理できると同時に読む人にとっても、各見出しを読めばエントリーの大枠が分かるという読みやすさも増す。


2−1−2.専門用語は控えて多くの人に読みやすい文章

ブログを書く時に自分では当たり前のように使っている専門用語をそのまま書いてしまうことがよくある。
僕の場合は自転車の用語を普通に書いてしまう。
専門的なこと、難しいことをそのまま書くことは誰にでもできるのですが、専門的なこと、難しいことを誰にでも分かるように書くことが大事だ。
そのためには一度書いた文章を見直しをし、分かりやすい文章なのかを自問しながら読み直して修正することが大事だと思う。


2−1−3.写真、画像をうまく使う

写真、画像を文章と併用すると内容がグッと分かりやすくなる。
僕は写真を使い、写真の上か下に写真の解説を書くようにしている。
下の料理レシピ記事の場合はできるだけ写真を多くし、作る順番が分かるように心がけている。
 スペインのスパニッシュオムレツの作り方・写真レシピ その2


2−2.内容が面白い、ためになる

ここが一番難しい部分なのだろう、面白い内容を書くための方法が数十行で書けたら僕は違う仕事をしているのだろう。
とりあえず、自分なりに気を付けていること、考えていることを書いてみる。


2−2−1.ネタに焦点を当てる

ネタを探すのも大事だが、いいネタというのは自分の興味、生活の中にあり、それに気づくことが大事だと僕は思っている。
では、ブログ エントリーを書く時に主語を自分ではなく、ネタにすることでエントリーの内容がガラリと良くなると信じている。
以前、アスリートブロガー勉強会 皆さんからの格言でいちるさんが言っていたことだが
ネタを主人公にすることでエントリーが以下のように変わるのだろう。
仮にビタミンウオーターを飲んだ感想記事を書くことを想定してみて、上が自分が主人公の場合のタイトルで下がネタが主人公の場合のタイトルを書いてみる

 ・ビタミンウオーターを飲んで美味しかった
 ・ブロガーが不足がちなビタミン5つを簡単補給

下のタイトルのほうが読者に取っては読む価値があるものに見えるだろうね。


2−2−2.自分の解釈を付け足す

自分のブログで書いている内容は自分の分身であると僕は思っている。
そんなブログの内容に自分の意見、解釈を書くことで自分の匂いがプンプンするものになるだろう。
僕はエントリーの最後の段落に感想だけではなく、自分の解釈をできるだけ書き足すようにして、自分の頭の中ではこのように考えてみたということを表現をしている。


最後に

自分のブログがあまり更新できていないがために分かったことを元にこんなエントリーが書けた。
今までなら更新していないマズい!と思っていたが。ブログを今後も長くやっていくつもりなので更新できないときもあるだろうと気楽の思ってもいいのだろう。
そして、更新しないことで分かったことがあったのが僕にとって素敵なことだ。
全ての物事にはメリットとデメリットがあることが、ここでも学べたのが僕にとってはちょっとした気付きとなった。

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