あなたの脳を変えるための5つの考え方と習慣

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頭のリミッターの切り方で自分がBMXライダーとしてどうやってリミッターを少しずつ切り続けてぶっ飛ぶようになったかを書いた。
さらに、41歳でBMXパークの予選を3位で通過し11位になった【Perugia Cup 2013出場感想】では、今年10月に大会に出るために練習をし、大会に出て上達するために下のように頭脳を変えていく必要があることが分かった。

僕が思う進化のためのポイントは2つだ

1. 毎回の練習で挑戦をし続けているライダーは上手くなり続けて進化する。
挑戦していないライダーは進化しない。

2. 挑戦のレベルが、自分の脳で持っている考え方、既成概念、恐怖を乗り越える挑戦をすることが大事


そして、脳を進化させるポイント考えてみたので書いてみる

あなたの頭脳を変えるための5つの考え方と習慣

  • 1.なりたい自分のビジョンを持つ
  • 2.ちょっと失敗しても、気にしないでガンガンやる
  • 3.毎回自転車を真剣に練習するときは昨日の自分よりも良くなることを心がける
  • 4.気合いと根性以外にも、状況と自分を見つめる思考と冷静さを鍛える
  • 5.定期的に挫折する

1.なりたい自分のビジョンと強い想いを持つ

なりたい自分のビジョンを持つと言われても、そんな大げさなと思う人もいるだろう。
でも、ライダーなら「俺はあの技できるようになりたい」とか「俺、イギリスのあのプロライダーのようなライディングがしたい」という気持ちは少なからずあるだろう。
それをビジョンと思えばいいんじゃないだろうか。

やはり目指すものを持っていると、人はそれに向かって進むので限られた時間の中で行きたい方向に行くために時間とエネルギーを集中することができる。
そうでもしない限り自分を脳をぶっ飛ばすことは難しいんじゃないかな。

例えば、Dave Mirraのインタビューで、彼は下のように言っている。

I just used to look up to the people who came before me and I used to watch them, I learnt from the best, to be one of the best.

訳:自分の目の前のプロライダーたちを尊敬し、見ていた。そして、最高のライダーの1人になるために、最高のライダーたちから教わった

You just have to want it enough and give everything you have. You train, you ride and things happen because your heart's in it.

訳:自分の全てを捧げるほど、やりたいと強く思うことだ。そして、トレーニングして、自転車乗っていると、思っていることが起きるんだよ。なぜならば、お前の心が入っているからだ。

彼もBMXを始めたころは憧れのライダーがいて、彼らと一緒に乗り上達していった。
彼なりのビジョンを持っていたのだ。
有名な話だと野球選手のイチロウの小学校の作文だよね。

明確になりたい自分を持つことは大事だと僕はとても思う。
そうでもしないと人間は変わりたくない動物だから、楽な道を選んで進化しないのが普通だ。
自分を変えるためにはどの方向でぶっ飛んでいくのかを持つ必要があるのだろう。

2.ちょっと失敗しても、気にしないでガンガンやる

自分の脳を変えるためには、小さなことにとらわれるずにガンガンやるべきことをやるのが良いと思っている。
大きなことでも小さなことでも、人がそれをやると脳みそは大小かかわらず、そのときはそのことにパワーを使ってしまう。
だから、小さなことがあっても、気にせずに自分の目標に向かってガンガン進むことが僕は大事だと思っている。

僕が1ヵ月前に自転車の大会に出場したときのことだ。
僕は予選で自分の出番になり、演技をし始めた。
最初にジャンプ台を逆から飛び、スムーズに着地して、スピードを付けることを狙っていた。
しかし、ジャンプ台を逆から飛んだら、飛びすぎてほぼ平坦な地面に着地して、狙っていたスピードがつかなかった。
でも、僕はそこでめげずに失ったスピード分を漕いですぐに目の前のクオーターパイプに侵入して次の技を決めた。
結果、予選3位になった。
実はこの失敗は予選で2回やった。でも僕はこの小さな失敗にとらわれずにガンガン乗りまくってみた。
僕がこの小さなミスにとらわれていたら、そのあとの技をうまくできなかっただろう。


別に普通の話をしていると思う人もいるだろうが、BMXを含めいろいろやりながら生きていく中、小さなことを引きずる傾向を持つ人は少なくない。
小さな魚のことが気になって大きな魚を逃がしてしまうということだ。

そんなことを前々から思っていた。


3.毎回自転車を真剣に練習するときは昨日の自分よりも良くなることを心がける

自転車の練習でも何でも練習するときに、ナアナアな練習をしていると上達速度が遅いし、上達しない場合もある。
だから、今の自分よりも上達することを心がけて練習することがとても重要だ。
世界で活躍するハリーメインはインタビューで以下のように言っている。

ハリー・メインのインタビューより抜粋したコメント

毎回、BMXに乗るときに上達しないと、その練習はいい練習とは思えなかった。
だから、いつも自分のベストのライディングをすること、そして恐怖との戦いによってBMXに乗ることを楽しんでいた。
だから、クレイジーなことをやって、前の日よりも自分がクレイジーになれたら、それはいい練習だと思うんだ。

僕のBMXの楽しみかたは上達することだ

ハリー・メインは毎回の練習で上達しないと気が済まないんじゃないかな。
その気持ちは僕もよく分かる。


そして、10年間世界のトップに君臨したDave Mirraもインタビューで以下のように言っている。

I don't think you get to be the best in the world by wanting to win. You get to be the best in the world by being the best you can be and that way there's no limits and you just keep pushing. You use other pros before you to develop your style to be the best you can be, and if you have enough heart, you tend to be better than the guys that came before you."

訳:勝ちたいと思うだけで、世界のベストライダーになれるとは思わない。世界でベストになるためには、自分の中でベストにならなければいけない。そう思うと限界なんてなくて、自分をプッシュし続けるんだ。
そして、トップライダーになって自分のスタイルを築く前は、今のプロたちを見て学ぶんだ。
自分に充分な想いがあれば、自分がお手本にしていたプロライダーよりもうまくなるかもしれない。

Daveはもっと中期的なことを話しているが、常に過去の自分を超えていくことが大事だと言っているよね。

まとめると、昨日の時分よりも優れた自分になることを意識して努力することだ。

4.気合いと根性以外にも、状況と自分を見つめる思考と冷静さを鍛える

ビジョンもあり、努力もする人は多い。さらにすごい行動力をもって人一倍努力をする人もいる。
そんな熱い心を持つことと同時にクールで冷静な脳も大事だ。
なぜならば、自分が達成したいゴールにたどり着くためにはリスクを減らす必要がある。
そのためには脳みそを使う必要があると僕は思っている。

簡単な例を書いてみると、


僕は最初にアメリカのBMXの大会に出場したときに、アメリカのプロライダーたちと競うのは実力が違いすぎると思った。
でも、ライダーとして世界市場で有名になりたかったので、目標を大会で勝つことではなく、1回海外遠征をしたら、最低1回は海外のBMXメディアに出演することと決めた。
そのためにはすごい技をやるよりかは、ユニークな技をやることが重要だと考えた。
僕は好成績を取ることではなく、自分らしさを出すという戦略にしたのだ。
例えば、下のスーパーマン・テールウィップという技を2005年にやった写真だ。

スーパーマン・テールウィップ 2005年
supermanwhip.jpg
これはアメリカはではそんなユニークな技ではないが、当時の日本ではユニークな技だった。
何よりも、Road Fools 3でスーパーマン・バースピンという技がやはり当時ではユニークで世界中に発売されたビデオではスローモーションで再生をされた。


また、新しい技を習得したいときに、初めから理想系・完成系の技に挑戦すると怪我をするリスクが大きい場合がある。
そのときは、練習を3段階ぐらいに分割したり、1歩ずつ階段を登るようにして練習をした。
大事なことは自分で階段を考えて作ることだ。

僕は大好きなスパインという難易度の高いセクションで高く飛ぶたいと思っていた。
僕が練習した結果は下の写真だ。
shoegspan.jpg

でも、最初からこんなに高くは飛べない。
最初はジャンプして、ジャンプ台からさらに30cmのところから始まった。
でも、毎回、毎回飛ぶときに自分のマックスの高さよりも10cm高く飛べるように頑張り続ける。
そうし続けて何年か経ったら写真の高さを飛べるようになった。

仮に練習し始めたときに、この高さを飛ぶ速いスピードでスパイン(ジャンプ台)に侵入したら怖すぎるし、確実に転んで怪我をするから、本当にステップbyステップで高さを上げていくしかできない。

まとめると、脳はすぐには変わらないから少しずつ変えていく、
そして、冷静でちゃんと考えることでリスクを最小限にしてぶっ飛ぶ方法見つけることができる。
だから、冷静な思考と精神が大事だと思うんだ。


5.定期的に挫折する

コツコツ地道にやり続けることは重要。
でも、それだけだと自分の脳を変えることに限界が来る。
やはり、頭の中は大きく、たくさん変えたい!
そんなときは、大きなショックを受けることで人は大きく変わると思う。
僕の経験の中で成長に結びつく大きなショックの1つが挫折だ。

変わると書いたが、良い方向と悪い方向の2種類がある。
僕の体験に基づくと、挫折の後に立ち直ると飛躍的に脳みそが変わり、精神的に強くなる。
行きすぎると精神的にダウンしてしまうというリスクはあるが、なんとかなることが多い。

僕の事例で言うと、一度小さな会社を経営した経験がある。
そのとき会社の状態は債務超過という素晴らしく悪い状態だった。
そこで何とか銀行口座に社員の給料が払えるようにしないといけなく毎月資金繰りに翻弄する日々を1年間過ごした。
詳しくはあまり書かないが、ありとあらゆることをした。
会社に行くのも辛かったが、毎朝「この仕事でどんなに失敗しても命までは取られない」と自分に言い聞かせながら通勤をした。

この経験があったから通常の社会人よりはおかしい脳みそになったと思う。

もう1つ例を書くと、日本でNo.1ライダーのときにも、よく海外遠征をしたが、
本場アメリカの大きな大会になると世界中から各国でNo.1ライダーが集まる。
そんな中で目立つライディングなんてできず、ただただ精神的に袋叩きにされる時間を過ごす。
でも、なんとか大会本番で頑張ってライディングをして、無事怪我もせずに終わる。
そして、海外で精神的にぶっ飛ばされて帰国すると、上手くなっている自分がいる。

挫折って宝ですよ。
「良薬口に苦し」と言いますが「人生の良薬は辛し」ということですかね。
でも、同じ経験を他の人にオススメできるかというと、まったくできません。

起業再生のスーパープロフェッショナルの経営共創基盤の冨山和彦さんも下の著書"挫折力"で挫折することを大事さを書いている。

挫折するなら若いうちにしたほうがいい。
年取ってから初めて挫折するとしんどすぎるからね。


最後に

9月にBMXの練習をしていたら攻めてしまった。
現役を離れて7年たった今でも自転車にまたがってスケートパークで乗ると攻めてしまう。
攻めないと気が済まない自分に気が付いた。
なぜならば、僕の脳がそうなっているから、攻めないと気が済まない。
そうでないと楽しくないのだ。
でも、もう41歳になり家族もいるので、ちょっとはスローダウンしてゆるく乗って楽しむことを覚えないといけないのだろうと思うね。
それか、違うスポーツをするとか。

僕の課題は脳を自転車によって変えたはいいが、それを仕事に活かさないといけない。
それと私生活もあるから、ぶっ飛んだ思考と併せてとても平成で静かなモードも欲しいね。


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