競争戦略を深く分かりやすく説明している本:ストーリーとしての競争戦略

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今年になってから、戦略、戦略とよく聞くし、勉強もしてみたが
自分がいい戦略を作れるか?そもそも戦略を作るときにどこから考えたらいいのかを勉強したいと思っていた。
そして、出会ったのが下の本だ。

ストーリーとしての競争戦略
storystrategy.jpg
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僕なりの簡単なメモを下に書いてみます。

本書ではどんな戦略が良いのか、そしてどうやっていい戦略を作るのかを実例を交えて500ページに渡って書いている。
500ページとはとても長いが、非常に読みやすい文章で書いているため、楽しく読めてしまう。

戦略というのは静止画でなく動画でなければいけない、
さらに、話しをしているときにワクワクしてしまうのがいい戦略と書いてある。


以下は、戦略を考える上で僕が気になった点を抜き出してみました。
本書ではもっともっと詳しく書いてあるので、僕の抜き出しが分かりにくかったらごめんね。


まず、ストーリー戦略を考える上で一番最初に何から考えるのかを示しています。

競争戦略を考えるうえで大切になるいくつかの前提から話しを始めましょう。
論点は、
1.競争戦略の対象範囲
2.競争戦略の目的
3.利益の源泉
の3つです。


 

次に下の2つのどちらの方向性を取るのかを書いています。

2つの基本的な戦略観
1.Strategic Positioning: SP
  ポジショニングの戦略論

2. Organizational Capability: OC
  組織能力に注目する戦略

SPとは
戦略とはdoing diffrent things であり、doing things betterではないという発想です。
なぜ、ポジショニングの戦略論はSPの違いを重視するのでしょうか。
少なくとも3つの理由があります。
第1に、OE(Operational Effectiveness)は賞味期限が短いということ
第2に、SPがはっきりしていないと、企業はすべての要素をベターにしようと努力の方向を拡散してしまい、その結果、報われないことにお金を使ってしまうという問題です。
第3に、あるOEの物差しの上で右に行くのがベターなのか、それとも左に行く方がベターなのか、SPがはっきりしていなければそもそもこのこと自体が分からないという問題があります。


 

なぜ、2つの両方でなく、片方を選ぶのかは下で書いてあるように、競争優位を確保するためだ。


競争優位の源泉
戦略とは利益、しかも瞬間風速的に出る利益ではなくて、持続的な利益を生み出すための基本方策です。
企業の利益水準は、業界の競争構造によって左右されます。これが第1の利益の源泉です。

「違いのつくり方」にSPとOCという二つの違った思考がありました。
競争優位という山に登るには、SPとOCという二つのルートがあるわけです。
SPとOCそれぞれの競争優位に対する構えを理解すること、これが思考の基盤です。


 


上のことを考えた次は、戦略ストーリーを終わりから考えるのです。


どんな戦略ストーリーでも、エンディングは決まっています。
最後に出てくる一枚は「....ということで長期利益が出ましたとさ、めでたし、めでたし....」です。
エンディングは決まっているので、終わりから逆回しに考えてほうが一貫したストーリーを組み立てやすいのです。


 


エンディングから考えることは分かったら、次にコンセプトを考えるのが非常に重要になるとのこと

筋の良いストーリーをつくるためには、起点としてコンセプトが何よりも大切になります。

ごく日常の生活や仕事の中で、嬉しかったこと、面白いと思ったこと、不便を感じたこと、頭にきたこと、疑問に思ったこと、そうしたちょっとした引っかかりをやり過ごさず、その背後にある「なぜ」を考えることを習慣にする。回り道のように見えて、これがコンセプトを構想するための最上にして、最短の道だというのが私の意見です。


 


これまではざっくりと下抜き出しですが、戦略ストーリーを考える上でポイントとなる骨法(あらゆるジャンルに共通した原理原則)
戦略を作る上での10ヶ条をまとめています。

戦略ストーリー骨法10ヶ条


骨法その1 エンディングから考える
骨法その2 「普通の人々」の本性を直視する
骨法その3 悲観主義で論理を詰める
骨法その4 物事が起こる順序にこだわる
骨法その5 過去から未来を構想する
骨法その6 失敗を避けようとしない
骨法その7 「賢者の盲点」を衝く
骨法その8 競合他社に対してオープンに構える
骨法その9 抽象化で本質をつかむ
骨法その10 思わず人に話したくなる話しをする

詳細は本を読んでみてください

 

最後に

非常に雑に気になった部分を抜き出してみましたが、すみません。
でも、この本は戦略とは何なんだろうということを具体的に分かりやすく僕に教えてくれました。
自分でも戦略ストーリーが作れるようになりたい!と思って、日々の仕事でWeb上の戦略を考えることはあります。
これを機会に本書ストーリーとしての競争戦略で書いてあったことを意識して、日々に仕事に取り入れてみよう
そうすることで何か変わるんじゃないかな?
僕はそう思うんですよ。
できるかな?やってみるぞ!