自分で車の深い傷を修理してみた!総額15000円!必要なものと手順の解説

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愛車の傷を自分で直せるのだろうか?そのために何が必要で、どのように直すのか、さらに注意することはあるのか、などについて調べているのではないでしょうか?

我が家の愛車の深い傷を自分で直してみたので、直した行程をステップごとに写真と一緒に解説します。
買った物も全て紹介し、購入アイテムの改善点もできるだけ書きます。
私が行うにあたってうまくいったところ、反省点も含めて書いていきますので、あなたがご自分で車の傷を修理するときのお役に立てば嬉しいです。

では、まず修理した車の傷から紹介していきます。

今回、直した車の傷

車の傷は下の写真の通り、なかなか深い傷です。
かすり傷どころではありません。

ドア上部は引っかき傷と凹んでいます。
ドア下部は大きく凹んでいます。塗装は剥がれ錆びてまして
ドア後ろのフェンダも大きく凹み、塗装が剥がれ、ところどころ錆てました。

car_scar01.jpg

後ろドアを開けると、リアフェンダーの凹みが結構深刻なことが分かります。


これを普通に修理に出すのは10万円以上はかかると思い、我が家では放っていました。
そしたら、塗装が剥がれた部分が錆びてきたので、思い切って自分で直してみることにしました。
小学校の時にプラモデルが好きだったので、車の修理も楽しめるかもと思い、修理方法を調べ、必要なものを揃えました。

でも、作業をし初めて思ったのは、傷が大きすぎて大変!もう少し小さい傷から直すのをスタートしても良かったと思いました。

1. 買ったものリストと注意点など

まず、買った物を紹介します。 全ての商品をソフト99で揃えました。 メーカーのWebサイトの価格よりもAmazonの方が安かったのと、配送が早かったので全てAmazonで買いました。 ただし、ボディに合った色のスプレーは、Amazonでもすぐに出荷できないことがあるので、次回からはソフト99のオンラインショッップで買おうと思っています。

錆び落とし
ソフト99(SOFT99) 補修用品 サビ落としセット
これは優れものです。自転車の錆などにも使ってます。一家に一個あっていいと思います。
化学反応で錆を落とします。だから、ゴシゴシこする必要はなかったです。
1回で錆が落ちない場合は数回繰り返すことで錆がより落ちていきます。これは買って良かったと思っています。

紙ヤスリ関係
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 耐水サンドペーパーセットM
1袋買いましたが、途中で足りなくなったのでダイエーで耐水サンドペーパーを買い足しました。
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 サンドぺ-パ-ヨウケンマパッド
このパットがあると削る作業が楽になり、削る面も均一になるので使うことをオススメします。

パテ関係
ソフト99(SOFT99) 補修用品 超軽量パテ 徳用缶 320g
ソフト99(SOFT99) 補修用品 超軽量厚づけパテ
 上のパテ缶を買えば、同じパテのチューブは買わなくてもいいかと思いますが、私は埋める傷が大きかったので両方買いました。

・ 超軽量パテの気泡などを埋める仕上げ用のパテとしてソフト99(SOFT99) 補修用品 うすづけパテが必要です。
私は間違えてソフト99(SOFT99) 補修用品 厚づけパテを使用しました。

ソフト99(SOFT99) 補修用品 パテヘラ6枚セット
ヘラは傷と車のボディーの面よって使い分けたいので、6種類入っているこのパッケージは良かったです。

ソフト99(SOFT99) 補修用品 パテ用ペーパーパレット 165 5枚入
紙のパレットで使い捨てなので使った後に洗う必要がなく、そのまま捨ててしまえばいいので楽でした。

塗装関係
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 シリコンオフ
ソフト99(SOFT99) 補修テープ 幅広マスキングシート
SOFT99 ( ソフト99 ) ペイント ボデーペン プラサフ
 塗る色が白なら、白のブラサフを買ってください。僕はそうしないで苦労しました

ソフト99 ボデーペン 
車の色番号を調べて、その色を買いましょう。色番号の調べ方はこちらです
私は塗る部分が大きかったのとブラサフがグレーだったのでスプレー缶を3本使いました。車にあったスプレー缶だけはamazonで納期がかかったので、メーカーサイトで買ってもいい場合もあると思います。

SOFT99 ( ソフト99 ) ペイント ボデーペン クリアー
SOFT99 ( ソフト99 ) ペイント ボデーペン ボカシ剤
ボカシ剤が優れものです。塗装の境目を目立たなくして、塗装の仕上がりを綺麗にしてくれます。ボカシ剤の役割を知って、私は感動しました。

磨き関係
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 コンパウンドシート
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 コンパウンド細目
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 液体コンパウンド


2. 作業手順

ソフト99のYouTubeチャンネルに直し方を紹介した動画がたくさんあります。
私は下の3本の連続した動画を何回も見ながら作業をしました。
作業は動画で解説している通り行いました。

3. 実際に車の傷を直した手順

Step1. 錆を落とす

最初に錆を落としました。

錆びている状態が下の写真のとおりです。

sabi_before.jpg

錆びている箇所にソフト99 サビ落としセットを塗って10分ぐらい待って、雑巾で拭いてあげると下の写真のように錆が取れます。
頑固な錆の場合は、錆取りを数回塗って拭くことを繰り返す綺麗に取れてきます。

錆びとりで錆びを取った後

sabi_after.jpg

錆落としセットを使うと本当に楽に錆が取れたので嬉しかったです。
この商品を知る前は、錆を取るために油をかけて、紙ヤスリで削って落とすことを想定していたので、作業がグッと楽になりました。


Step2. 塗装を剥がす


次に傷の周りの塗装を剥がします。
ソフト99 サンドペーパー ボディ・バンパー用サンドペーパー 専用パッドセットを買いました。
塗装を剥がすにはサンドペーパー150番を最初に使って塗装を剥がします。
その後、よりスムーズにするためにサンドペーパー320番で削ります。


car_takeawaypaint.jpg

サンドペーパーで削っているときに、今回修理しようとしている傷が自分で修理するには大きすぎることに気づきました。正直「どうしよう〜、これからが大変だ。でも、塗装まで剥がしちゃったし、修理グッズも買っちゃったから、もう突き進むしかない」と思い突き進むことにしました。
この塗装は剥がす作業が結構手間です。
修理範囲が広いのと、車の塗装がしっかりしているので塗装を綺麗に剥がすのに時間がかかりました。

作業を少しでも楽にするために行ったことと注意点

  • 作業をした時は冬だったので、サンドペーパーに水をつけて削るのですが、水をお湯にして手を暖かく保ちながら削りました。
  • 最初は一人で音楽を聴きながら作業をしてましたが、途中から嫁が手伝ってくれたおかげで、できたって感じです。 一人でなく二人で作業ができると精神的に楽になります。
  • 塗装の削りカスが混ざった水が服について、そのままにしておくておちにくくなるので、作業が終わった後に洗うことをお勧めします。

塗装が綺麗に剥がれたらソフト99 シリコンオフスプレーで車の表面の油などを取り除いて綺麗にします。
そうすることでパテの乗り具合を良くします。


Step3. 超軽量パテを塗る


ソフト99(SOFT99) 補修用品 超軽量パテ 徳用缶 320gをパレットの上に乗せ凝固剤とよ〜く混ぜたら、手早く塗ります。
凝固剤と混ぜたときからパテは固まり始めるのでのんびりはできませんが、急ぐ必要もないです。

ソフト99(SOFT99) 補修用品 パテヘラ6枚セットの中から使いやすいヘラでパテを塗ります。
僕は下のように塗りました。

car_1stpate.jpg

ドアの部分はこんな感じです。本当にこれで直るのだろうかと思いました。


パテを塗ってみて、リアのフェンダーは相当凹んでいるので、パテで埋めてもちゃんとは戻らないことが分かりました。



でも、このまま突き進むしかありません。やりきってみせると思いながらパテが乾くのを待ちました。


Step4. 軽量パテを削る


パテが乾いたら紙ヤスリで削ります。
まず、320番の紙ヤスリに水をつけて削ります。
冬に作業をしたので、バケツにお湯を汲んで、紙ヤスリをお湯につけて削りました。
パテの外周から削ります。
紙ヤスリは目詰まりするので、こまめに水で紙ヤスリを洗いながら作業します。

スムーズになったら、今度は紙ヤスリの600番で削ります。
削ったところを手で触ってみて段差、凹凸がなくなったら、この削り作業が終わるのですが、僕の仕上がりが下の写真で見ると分かる通りクレーターのような凹凸ができてしまいました。


car_1stpategrind01.jpg

この傷はクレーターのような凹凸がまだまだあるので、どうしようかと思いました。

car_1stpategrind02.jpg

下の写真のリアフェンダーの凹み具合がすごいので、この傷はパテで直し切ることはできないことが分かりました。
でも、パテの表面の凹凸クレーターがありのは何とかしないと思いました。

car_1stpategrind03.jpg


ということで再度、軽量パテを塗ることにしました。

Step5. 2回目の超軽量パテを塗る

最初のパテと同じパテですが、凝固剤の配分を多くしたので、最初のパテと色が変わってます。 最初に塗ったパテの凹凸を埋めることを目的にパテを盛ってみました。 car_2ndpate.jpg

Step6. また、超軽量パテを削る

パテが乾いたら、また紙ヤスリの320番で削り、その後600番で削りました。 1回目のパテ塗りの結果よりも良くなったので、ちょっとした手応えを自分の中で感じました。 この段階までくると車のドアの色が白地の迷彩塗装っぽくなっていて、果たして本当にこの傷が綺麗に直るのかが疑わしい気持ちでいっぱいです。 この段階で友達が見せたのですが、彼は「やっちゃってるな〜」と心の中で思ってました。

ドア下の傷のクレーターのような凹凸も最初よりだいぶ小さくなったことが分かると思います。



リアフェンダーのひどい凹凸も良くなりました。

car_2ndpategrind.jpg

Step7. 厚塗りパテを塗る

いよいよ最後のパテ塗りです。 厚塗りパテを塗ります。 これは軽量パテでどうしてもできてしまう気泡などを埋めて、さらにツルツルの表面にすることを目的にしています。 ヘラを使ってパテをすり込むように塗ります。 car_3rdpate.jpg
パテが乾いたら次のパテを削る作業です。


Step8. 厚塗りパテを削る


パテが乾いたら紙ヤスリの600番でパテを削ります。
下の写真のようにパテの境目がボケるようになるまで削ります。

car_3rdpategrind.jpg

だんだん、迷彩柄がグレードアップしていきました。

car_3rdpategrind02.jpg


パテを3回も行ってできた立派な迷彩柄に惚れ惚れしました。

car_3rdpategrind03.jpg


塗装を剥がしたり、パテを削りまくることをやっていると、パテを削ってツルツルした表面を触るのが気持ちよくなってきます。
ここまでよくやったと自分で自分を褒めておきました。

Step9. マスキングする

パテでの作業は終わり、これから色塗りの工程です。 やっとここまで来たかと僕は思いました。

まずは塗装の乗りを良くするための下地を塗ります。
塗る前にシリコンオフ スプレーで油分を奪って綺麗にします。
そしたら、マスキングします。
ソフト99(SOFT99) 補修テープ 幅広マスキングシートとマスキングテープを使います。
このソフト99(SOFT99) 補修テープ 幅広マスキングシートは優れものです。広範囲のマスキングが簡単にできます。
1つ10mの長さがあるので1つ買っておけば大丈夫だと思います。



直した部分だけに下地塗装をするので、マスキングする範囲は直したところだけで大丈夫です。


Step10. 下塗りをする


下地塗装のブラサフ 塗装をします。
ブラサフ塗装はしたの役割があります。

  • サビを抑える

  • カラー塗装の密着性を高める

  • パテがカラー塗装を吸い込むのを抑える

  • ブラサフを数回に分けて、少しずつ塗装します。
    一度にたくさん塗ると塗装が垂れて、塗装にムラができるので少しずつ行います。
    何回か塗装して、修理した部分が隠れたら塗装は終了です。


    car_blasf01.jpg


    ブラサフ塗装が完全に乾します。
    ブラサフ塗装をした後に、表面にパテの気泡などがあり綺麗でない場合は、Step 7. パテ塗りに戻りましょう。
    再度、パテ塗り、削り、ブラサフ塗装を行えば大丈夫です。

    この作業は、どこかで失敗したら、また削ってやり直せばいいのがいいところだと思います。
    でも、それをやり直すだけの気力があるかってのが、その時になってみないと分からないんですけどね。

    ブラサフ塗装が完了したら、ブラサフ塗装を磨きます。
    ブラサフ塗装の境目をなめらかにします。
    紙ヤスリの1000番に水をつけながらブラサフ塗装を削ります。
    塗装の外側から磨き、触った感じがなめらかになるまで削ります。削り過ぎに注意です。
    塗装の境目がボケる感じになったらいい感じです。


    car_blasf02.jpg

    Step 11. 色を塗る前の研磨と色塗り

    次は、色を塗るところの研磨をします。 車の色は時が経つにつれて太陽光などの影響で変わっているのでコンパウンドで磨いて古い塗装を磨き落とします。 こうすることで、これから塗る塗装の色に近づけます。

    コンパウンド細目をコンパウンドシートにつけて磨きます。
    私はドア全体とリアフェンダー部分を研磨しました。
    磨く作業はそれほど大変ではなかったです。10分ぐらいで終わりました。

    磨いた後はシリコンオフで表面の油分を落とします。

    その後、塗装するためにマスキングをします。
    修理部分の塗装とその周りの塗装が馴染むように塗装範囲を広くとって、マスキングします。
    私はドア全体とリアフェンダーをマスキングしました。
    下の写真ではマスキングの範囲が広すぎて写真にマスキングテープが写ってないですね。

    下の写真はマスキング後に白い塗装スプレー1缶分を塗った後の写真です。

    car_1stpaint.jpg


    1缶では塗装が足りなくブラサフの下地塗装が隠すことができませんでした。

    塗装は1回1回を薄く塗り重ねていきます。
    でも、私は2缶目は面倒になって1回で塗装を塗りすぎて液だれをしてしまいました。
    10回以上は塗り重ねてやっと下地のブラサフが隠れるぐらい白色を塗ることができました。
    ここでブラサフをグレーではなく白色のものにしておけば本当に良かった思いました。


    Step 12. クリア塗装をする


    塗装を塗り終えたら、白がパールの入った白なので上からクリア塗装をします。
    クリア塗装は5回ぐらい塗り重ねて完成とさせました。


    塗装が完了したら1週間かけて乾かします。


    Step13. 塗装1週間後に磨く


    塗装が乾いた後、実際に見ると分かりますが表面がザラザラしています。
    なのでコンパウンドを使って3段階に分けて磨きます。

    最初はコンパウンドシートと水で磨きます。
    コンパウンドシートの表面は3000番の紙ヤスリ同様の研磨ができます。
    それが終わったら、コンパウンドシートにコンパウンド細目をつけて磨きます。
    最後は液体コンパウンドを使ってピカピカにします。
    コンパウンドシートに液体コンパウンドをつけて磨きますが、この時に新しいコンパウンドシートをよく泡ってコンパウンド細目が付いていない状態にします。

    コンパウンドで磨く作業は結構楽しいです。最初の工程の紙ヤスリで色を剥がすのと比べてだいぶ楽だし、完成まじかなので楽しいです。
    時間も20分ぐらいで終わりました。
    磨き終わった表面が下の写真です。



    4. 完成


    最後に洗車をして、今回の傷の修理作業を終了しました。

    正直、傷の修理の初心者の僕が初めて行った修理なので雑なところがあります。
    液だれもしているし、パテで直せない大きさの傷を直したと思っています。
    でも、最初と比べるとだいぶいいと思います。

    修理前の傷

    car_scar01.jpg

    修理した後

    car_paintdone.jpg

    次のチャレンジ

    次は下の写真で分かるとおり右側の後ろのドアの傷を直そうと思っています。 car_nextscar.jpg
    今回修理した傷よりもだいぶ小さいのと、今回やってみて分かったことと反省点がたくさんあるので、 前よりもうまく修理できる自信はあるよ!

    修理ができたら、ここに画像を貼り付けますね。




    最後に

    材料と道具にかかった費用は15000円ぐらいで、修理は週末だけ行い3週間ぐらいかかりました。
    やってみて良かったと思います。
    何事もできる限り1回は自分でやってみることにしているのですが、今回も初めてやることにチャレンジしてみて良かったです。
    なぜならば、学ぶことがたくさんあったことと、自分で直したため、車にさらに愛着が湧きました。

    それにしても車がレクサス、BMW、ベンツなどの高級車だったら、自分でこのように直さないと思うんですよね。
    日産ノートだから自分で思い切って直すことにチャレンジできたとも思ってますが、ちょっと冷静に考えてみると高級車でも傷放っておくのと、自分ででもいいから修理した方がいいですよね。

    今後、直したところをまた傷つけることがあると思っています。
    だから、自分で安価に直せるようになっておくのはいいことだと思うんですよ。