デジタルマーケターとして必要な5つの力と僕の勉強法

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:    
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

デジタルマーケターという職種に必要な力、能力とはなんだろうか?!
私はインターネットの仕事をして10年以上行い、広告に携わることをよくやってきた。
広告主に企画を提案しまくるプランナーとプロデューサーをガシガシやって企画力を鍛え、今は、広告主側にいて、効率よく利益を増やすためにインターネット上の広告を含むリソースを使うことで頭を日々使い、経営陣たちと毎週議論をして進めている。
そんな中、僕なりにデジタルマーケターとして必要な力を5つほど取り上げてみます。

0914gakusen.jpg


ここで僕が言うデジタルマーケターというのは、インターネット上の広告、自然検索、ソーシャルメディアなどの流入の企画・実行と
誘導してきたWebサイトを中心にサイトを最適化などしていって利益を最大化することをミッションとする人のことだ。
人によって定義がいろいろあるので、僕はこんな感じで考えています。
では、以下に書いてみます。


デジタルマーケターとして必要な6つの力

では、1つずつ説明してみます。

1. 鳥の目と虫の目で見て考える力

鳥の目というのは、空から鳥が地上を見るように大きな視点で物事を見ること。
そして、虫の目というのは虫のように小さくなって地面から草を見るように、とてもミクロな視点で物事を見ることだ。
大きな視点と細かなディテールも見れる大小のスケールの両方の視点で考えることができたらいいな〜といつも思う。
欲を言えば、複数の視点、高いところから低いところまで自由に行ききできる視座、そして広い視野
こんな3つのカテゴリーを縦横無尽に動かしてガンガン考えたい。

いろんな場面、問題に遭遇し、たくさん考えてアウトプットを出さないといけない。
そんなときに視点、視座、視野を自由自在に変えて、頭を高速回転させることができたらどんないいだろうといつも思う。

例えば、翌週会社の社長にデジタルマーケティングの戦略をプレゼンすることになったとしよう。
プレゼン内容を考えるときに、デジタルマーケターの視座もあれば、社長の視座でも考えたい。
さらに戦略を考える上では、日本の経済環境、インターネット状況、ターゲットユーザーの動向、競合の動きなど複数の視点で分析をしておくべきだろう。
虫の目で分析をするのも大事だが、最初は鳥の目で広い視野で複数視点で物事をとらえていきたい。


僕が学んだ方法

こんな思考力を身につけるために僕がやったことはグロービスのクリティカル・シンキングの講座に通学をしたことが最初だ。
それまで何冊もロジカル・シンキングの本を読んだが、僕はまったく身に付かなかった。
なぜなら、頭の思考法を身につけることは一朝一夕でできることではなく日々練習することが必要だ。
賢い人はいいのだが、僕みたいに賢くない方は講座などに通うことをオススメする。
または、ブログなど自分の考えをアウトプットする機会を設けてアウトプットし続けることだ。
そうすることで思考法が磨かれていくのだと思う。
人は考えることを覚え、考えることを続けることで思考がどんどんグレードアップしていくと思っている。
だから、簡単に言うと考え続けることが大事なんだろう。


2. 数字思考力、統計力

インターネットはあらゆるところで数字がデータとして出てくる。
だから数字で話を組み立てられることが重要なスキルだと思うし、デジタルマーケティング業界で当たり前のことなのだろう。
数字がたくさん出てくるが、例えば最終的に上げたい利益を四則演算で分解すると以下のようになるだろう。

利益 = 売上 - 費用

売上と費用をさらに分解すると下のようになる

売上 = サイトへの訪問者  購買率  平均購買単価
費用 = 広告費、サイト運営費など


このように利益を訪問者数、購買率、平均購買単価、獲得単価の4つの変数に分解することで、どうやってより利益を上げていくのかを分析して、考えていくことができる。

数字力をもっと進化させたい方は統計を勉強することをオススメする。
簡単なものでは"回帰分析"を学ぶだけでもいいのではないだろうか。
さらに"重回帰分析"も勉強し、EXCELで分析できるようになると面白い。
統計を勉強して実践で使えるようになると面白いのは、統計を勉強している人はあまり多くないみたいだ。
そんな中で統計的アプローチで分析すると、回りと比べるとよりいい仕事ができる可能性があがる。


僕が統計を学んだ方法

通信教育で多変量解析実務講座を受講した。
この講座で単回帰分析、重回帰分析などをみっちり学べる。
テキストは非常に読みづらく厳しいものがあるが、4つの課題を提出する必要がある。
僕の勉強法はテキストを読まずにまず課題に取りかかる。もちろん解けない。
だから、解くために課題に出てくる単語をテキストで調べながら、課題を解いていった。
僕はこの講座を修了するのには、結構時間がかかった。
でも、終らせたぞ!(笑

あと、数字思考力を鍛える講座を私が行っています。
よかったら覗いてみてください
仕事できる人達がやっている、数字思考力を身につける!

とにかく数字に強くなることは非常に強い武器になると日々実感している。


3. 仮説力

インターネット上の施策はほとんど全てが数字で出てくるので、数字をゴリゴリやればいいのかと思いがちだが、
同じように重要だと思うのが、数字を元にこの裏にはどういうユーザーの心理、行動、原因があるのかを考える仮説思考力だ。
数字の裏の物語を読み解くことが非常に重要。
ここでは、自分の思考力、イマジネーション力が問われる。
だからこそ、自分の価値が発揮できるところだ。

数字だけを追いかけてもガツンと成果を上げる素敵な企画が出てくるのが難しくなる。
だから、数字力と仮説力が大事だと思う。

あるとき妄想なら自分は得意ですと言ったら、外資系コンサルの方が、妄想にロジックが加われば仮説になると言ってくれました。
仮説力を付けるための必殺技は僕は知らないのですが、とにかく考えることを諦めないことが大事なのではないだろうか?


僕の仮説力の鍛え方

正直、自慢できるだけの鍛え方は知らないのが本音だ。
だからこそ、できるだけ考えることを諦めないようにしている。
考え続けることだろう。鳥の目、虫の目のいろんな視点で見たり、思いついたことを紙にたくさん書いて整理してみたり、人と議論をして自分が思いつかないアイディア、視点を得たりしている。
あ〜、知り合いの元コンサルタントの方に仮説力の付け方を聞いてみようかな。


4. コミュニケーション能力(プレゼン力、巻き込み力)

いくらいいことを考えても1人だけで仕事している訳ではないから、回りの人、クライアントなどとコミュニケーションをしなければならない。
話す力も大事だと思うが、ここではプレゼン資料を作って、効果的にプレゼンをして、議論をする力。
さらに回りの人たちを巻き込んでしまう話の持っていき方ができたら素敵だといつも思っている。
それらをひっくるめて、ここではコミュニケーション力と言ってしまおう。ちょっと雑だけどね。

社内でいろんな担当者がいる。さらには各担当が海外に散らばっている外資系企業だった場合には、コミュニケーション力は必須になってくる。
とにかく話す、メールするなどあらゆる手を使って物事を進めていかせないといけない。


僕がコミュニケーションを学んだ方法、やっていること

コミュニケーション力と一言で言ってもいろんなことがあるので、下に3つばかり書いてみる。

1. 人前で話すことは大学生のときにリチャード・ハン・スピーチ・アカデミーにて4年間人前で話すということを学んだ。

2. 効果的なスライド作りは、企画をたくさん作ってきたのと、重役向けのプレゼンをたくさんやってきた経験がある。
スライドについては本を読んだり、自己流で勉強をした。僕のちょっとしたKnow-Howを"最強プレゼンマスター3名が伝授する、プレゼンの「資料・構成・話し方」の極意"で書いてます。

3. ちょっと苦手な人と話すときは孫氏の兵法の中のこの言葉を思い出している。
 「味方は近くに置け、敵はもっと近くに置け」
だから、敵ではないが仕事で「うっ!ちょっとこの人苦手かも?!」と思う人と出会ったら、こっちから話しかけるようにしている。
話してみると悪い人ではなく、いいコミュニケーションができたりすることが多い。
嫌いな人に対しての対処法5ステップで嫌いな人への対処法を書いているが、その中のエッセンスを実行している。


5. ユーザー視点になりきる力

当たり前のように聞こえるかもしれないが、本当にユーザー視点で考えられたコンテンツというのは少ない。
僕もインターネットの仕事を13年間してきて、ユーザー視点で考えることに自信を持っていたが、バズ部と仕事をする機会があり、彼らから本当にユーザー視点で考えることを教えてもらった。

簡単に書くと下の2つのステップでコンテンツを作ったりする。

1. 想定しているを明確に決める。詳しいペルソナを作る
2. ペルソナのことを具体的に深く考えてコンテンツを考える
 そのときのペルソナは何が1番知りたいのか、何が2番目に知りたいのかを深く考えてコンテンツを作っていく

インターネットの向こう側にいるユーザーをできるだけ詳しく想定し、
その人の想いをよ〜く考えてから作るのは簡単ではないが、ここまでできる人も少ないため、
通常よりも高い質のコンテンツが作れるようになれると思っている。

ユーザーが愛するコンテンツが作れたら、それはユーザーだけでなくGoogleにも好かれるのでGoogleでの上位表示をされる可能性も出てくるのではないだろうか。


最後に

徒然と書いてみましたが、僕が勝手に考えるデジタルマーケターとして必要な力です。
他にもいろんなスキル、力が必要だったりするのでしょう。
または、企業が求めるものなどでも変わるのでしょう。