子供にスポーツ指導するなら、楽しさを教えるのがいい理由3つ

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週末に3歳の娘とプールに行って遊んでいると、横でお父さんと8歳ぐらいの息子が水泳を練習していた。
お父さんは息子に「片足が弱い!」「もっと早く!」などと激を飛ばしていた。
その親子の関係、練習をするに至った前提など僕はまったく分からないので、僕がジャッジすることはできないが
僕なら、もっと楽しいアドバイスを出しながら練習をサポートしたいなと思っていた。
そのほうが子供の上達が早いだろうし、精神的にも良いからだと思う単純に思う。
その後さらに考えてみると下の3つの理由で親としては子供に楽しさを感じさせることをしたほうがいいと思う。

スパルタでなく、スポーツの楽しさを理解させる指導がいい理由


  1. 楽しいときが一番エネルギーが出る

  2. 指導するほうは良い部分にスポットライトを当てるほうが人は変わる

  3. ムチばかり打つことで心を鍛えるということに疑問


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Photo: Worakit Sirijinda

たぶん、スポーツは辛いことを我慢して上手くなると思うのが「巨人の星」精神だろう。
しかし、別の道もある。それはスポーツをすることを心から楽しみ、子供が自発的にどんどん練習するようになることだ。
こうすることで子供は上達する楽しさを覚えるのだと思う。
脳の中ではエンドロフィンが分泌され、どんどん能力が覚醒させることが予想される。

もし、星飛雄馬の父親がスパルタ根性系のお父さんでなく、楽しさを教えるアプローチをしていたら、星飛雄馬はどんな選手になっていたのだろうか?
それは分からないが、マンガ「巨人の星」がもっとメローな今時なマンガになっていたのでしょうね。

では、3つの理由をもう少し詳しく解説してみます。

1. 楽しいときが一番エネルギーが出る

自分の経験談だが、力を入れて「やるぞ〜!!」と思うときよりも楽しみながら一生懸命スポーツ、仕事に打ち込んでいるほうがいいパフォーマンスができる。

僕がBMXのプロライダーとして現役だったとき、日本で3回連続優勝することが結構あった。しかし4回連続優勝することがなかった。
あるとき、それまで出ていた大会3回を連続優勝していたときに、次の大会の決勝直前でふとこんなことを思った。「この大会に勝ったら4回連続優勝だ、そしたら今まで初めてだな」
そしたら、決勝のときのライディングはボロボロのダメダメで結果3位で終った。
結果を気にして、体に力が入って、驚くぐらいダメなライディングしかできなかったのだ。
そこで、大会後に「俺は何のためにBMXをやっているんだろう?」と自問したところ「楽しむためだよね。それはBMXを始めた小学校6年のときからそうだよね」と再確認した。
それから次の大会からは、結果は二の次で楽しく乗ることを第一の目的にした。
そしたら、それから7回連続優勝するという結果になった。
僕がそこで学んだことは人は楽しんでいるときに一番いいパフォーマンスをするということだ。

2. 指導する側は相手の良い部分にスポットライトを当てるほうが相手が変わる

人を動かすための3つのポイントの1つ目のポイントとして書いたが、人を動かすための鉄則の1つとして得意な部分、良い部分にスポットライトを当てるというのがある。
人には強みと弱みがあるが、強みにフォーカスして、その強みをガンガン伸ばすことで、すごく突出した存在になることができる。突出した存在になったら弱みも隠れるんじゃないか?!
子供のスポーツ指導も同様にいい部分をどれだけ引き出すかが、指導する側の手腕だろう。
そして、指導される子供も得意な部分に気づかされ褒められたほうが、練習が楽しくなり一生懸命やることはほぼ間違いない。
さらに大事なことは子供の可能性を見いだしてあげることになるため、子供はさらに成長しようとする意欲が湧いてくると思うんだ。
この意欲を育てることがとても大事なのではないだろうか?!
そのために良い部分にスポットライトを当てるのが鉄則だろう。

3. ムチばかり打つことで心を鍛えるということに疑問

叱咤激励することで精神的に強くなると思う人も多いだろう。それは完全に否定はしないが、
まだ精神的に強くない子供のスポーツ指導でスパルタみたいにするのは部活のコーチ、先輩ぐらいでいいかなと思う。
まだ、子供が小さいときは子供が自分の可能性を見出すこと、子供も自分はやればできるんだという成功体験をさせることが重要なのではないだろうか?
僕は子供教育の専門家ではないのだが、このほうがいいと思うんだ。
星飛雄馬のような厳しい世界は中学生以降で学校などで味わうだろう。
親が子供の一番の理解者になることが大事なのではないだろうか?
だから、ムチを打つのではなく、子供の可能性を見出し、内発的なモチベーションが湧くことに頭を使うのが親として大事なことだと思う。
なんて、言って自分はできているのかというと、勉強中です。

最後に

3つばかりスポーツを学ぶ・指導するなら楽しさを重視するのがいいという根拠を書いたが、これは子供に教えるときだけでなく、自分がスポーツ上達したいときの当てはまると思うことだと思っている。
もしかしたら仕事でも言えることかもね。
仕事をいやいややるのか、心から楽しむのかでは成果と仕事している本人の心の負担は雲泥の差だろうね。
では、どうやって仕事を楽しくできるのかということは大事なテーマになっていくね。
それはおいおい考えて、まとまったら書いてみます。