Hulu日本上陸、コンテンツビジネスどうなっていくんだろう?

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海外映画・ドラマをネットで見れるサービスHuluが日本に上陸し、その記念パーティーに行ってきました。
月額1,480円で海外映画・ドラマが見放題というたくさん見る人にとっては太っ腹なサービスですね
記念パーティーの冒頭ではHuluアメリカ本国のCEO Jason Kilar氏がスピーチをした。

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Jason Kilar氏のスピーチで気になったことを2つほど挙げてみます。

1. Huluの購読者サービスは10ヶ月で100万人に達した

月額一律の料金のサービスがアメリカで受けているんだよということですね。
レンタルビデオに行くよりもネットで借りてしまうライフスタイルがだんだん定着してきたのでしょうか?
日本だと料金体系が月額1,480円と新作レンタルビデオ3,4本分ですね。


2. 日本に進出した理由3つ

1. 消費者が求めている
海外映画・ドラマ好きの方多いですよね。僕も大好きです

2. トップマーケットである
アメリカから見るとアジア諸国よりも日本のほうが市場規模が大きく、商売がしやすいということなんでしょう

3. ワイヤレス環境が普及している
携帯電話、WiFi、家庭でのインターネット普及率が高いということなんでしょう


記念パーティーをコンラッドホテルで開催されたので料理の写真も撮ってきました。

Huluロゴのケーキもあります。左下のメロンのタルトが美味かった!!
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腹ごしらえをしたあとはHuluのサービスを見てみました。
Huluはインターネットテレビ、スマートフォン、iPadと複数のデバイスで利用できる。
まずはインターネットテレビを見てみました。
テレビのインターネット画面を立ち上げると下の画面のようにHuluが出てくる

Huluのメニューが左上に出てきた
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Huluを選択すると後は直感的に操作ができる。
このときは24を選んでみた。そしたら24のシーズン7まで見れる。
一気に見たい方はたまらないでしょうね

Huluのテレビでコンテンツ選んでみる
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コンテンツを選んで再生するともちろん画面いっぱいで見れる
そして、字幕のOn/Offも設定できる

コンテンツ再生、字幕のOn/Offも自由に
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インターネットテレビの次はiPadとiPhoneを見てみました。
iPad、iPhoneとそれぞれ違うインターフェースが用意されていました。

iPad用のHulu、iPad用にコンテンツを2列で一覧して見れる
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iPhone用のHulu、コンテンツが1列で一覧されているね
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自分のHuluアカウントを作れば、複数デバイスで見れるみたいだ。
また、自宅のテレビで見ていたドラマを途中まで見て、外出先でiPhone,iPadで続きから見ることもできる。
これがマルチデバイスでのコンテンツ配信サービスの1つの強みだろう。
Huluは月額1,480円と新作のレンタルビデオ3,4本分の料金だ。
だから、映画・ドラマ好きなヘビーユーザーに向いているサービスだかと思う。
1つ懸念点としては、サービスが始まったばかりだからコンテンツ数がまだ少ないように思えたが、それはこれからコンテンツを充実させていくのだろう。

プレミアム・コンテンツのレンタル・配信サービス市場について

Huluを見ていて思ったのは、日本でのプレミアム・コンテンツ・サービスはどうなっていくのだろう?ということだ。
想定される競合他社は下の感じだろう


海外映画・ドラマ配信サービス

リアル店舗
TSUTAYA

ネット上の競合
TSUTAYA TV
Apple TV
DMM.com

CSチャンネル
AXN
Fox Japan
スーパードラマTV


この中で勝つために大事なことはお客さんの数だろう。
お客さんの数を下の2つに分解してみる

1. 今、実際に利用している会員:現在、頻繁に利用しているお客さん
2. 今まで利用していた会員:現在、頻繁には利用していないが、企業からメールなどでコンタクトができる

1のお客さんを継続して利用してもらうためと、2のお客さんに再度利用してもらうためには、下の2つのことが大事になるのだろうな。

1. コンテンツ調達力
2. サービスの高い利便性

上の2つを向上させるためには、多大な企業努力が必要なんだろう。
さらに、サービスを知ってもらうための斬新なプロモーションが必要になるのだろう。


では、主な競合の特徴を簡単に整理してみます。

TSUTAYAの強さ
日本でレンタルビデオ・CDでは圧倒的に強固な地位を築いている
TSUTAYA店舗だけでも日本に1,400店舗ある
サービスをリアル店舗だけでなく、ネットへのチャレンジも積極的に行っている
だから、多くの人に海外映画・ドラマをユーザーに提供していることは容易に想像できる。
よって、コンテンツ権利者への交渉力は多大にあるだろう。
僕が気になるのは日本市場に強いTSUTAYAだが日本から外でのビジネス展開を行っていくのかということだ。


Apple TV、Huluの可能性
僕はApple TVを使っていてたまに映画をレンタルして見ている。
近所にTSUTAYAがないからApple TVのお客さんになったのが正直なところだ。
Apple TVを買った当初はコンテンツ数が少ないと感じたが、今ではまあまあ充分だなと思っていて、けっこう満足している。
Appleの強みはすでにi-tunesとApple StoreでApple idを獲得しているユーザー基盤と今、イケイケなブランドということだろう。

日本では新参者もHuluの強みとはなんだろう?
明らかにチャレンジャーである。
アメリカでの実績、ネットワークがあるからコンテンツ調達力がある。
これからどのようにユーザーを獲得していくのだろう?
大手プラットフォーム企業とのアライアンスによって広いユーザーへのリーチを獲得するのだろうね。
アメリカのサービスが日本進出するときのマーケティング戦略・施策についてじっくり考えてみると面白いだろうな。


これといった結論までは至っていないが、イベントではこんなことをうんぬんかんぬんと頭のはじで考えながら参加してました。

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