トッププロになるために必要な3つの人間性と1つのスキル

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最近4,5人の頑張っている若いBMXライダーから悩み相談などを受けた。
ほとんどの相談内容が下の3つだ


  1. プロライダーになりたい

  2. スポンサーが欲しい

  3. アメリカにチャレンジしたいけどどうしよう?

僕の個人的な想いとして3番に関しては、是非とも志の高いライダーたちにはアメリカなどの海外の大会にチャレンジして欲しい
1番,2番に悩みに関しては、少し荒っぽい言い方をすると、1番、2番のことを悩むのは辞めて、
自分がダントツにうまいライダーになることに集中するのが一番の近道だと思う
ダントツにうまいというのは、大会で出れば常にプロクラスのトップ3に入る実力だと、僕は定義する。
ここまで上手ければ、プロライダーと呼ばれても恥ずかしくはない実力と応援をしたいと思うスポンサーが出てくる可能性がとても高い。

では、ダントツにうまいプロライダー = トッププロライダーになり、トッププロライダーでい続けるために大事なことを、自分の経験と調査に基づいて書いてみる。

トッププロになるために必要な3つの人間性と1つのスキル

大きな前提として、BMXの実力がとてもあることとする。
なぜなら、BMXをやっていてプロになりたいと思う人は、
BMXが大好きなで、人は何も言われなくてもBMXに乗り続ける。
しかし、下の4つのことはBMXが大好きなライダーでも気にしていなかったりする場合があるため、列挙してみる。


1.自分がトッププロになった姿のビジョンを作ること

自分はこういうライダーでいたい!とビジョンを持つことが最初に必要だ。
ビジョンは具体的であれば具体的なほうがいい。
逆にぼよ〜んとしているビジョンだと弱いので、さらに考えて具体的なビジョンにする必要がある。
例えば、下のように自分の姿を思い描いてみるビジョンを例として挙げてみる。


例1:
今の僕は18歳、そしてビジョンは
"25歳のときにX−GAMES、DewTourに出場する、世界的なトッププロライダーになる"

例2:
今の僕は25歳、そしてビジョンは
"35歳のときには、自分の子供と楽しくBMXを乗っていて、子供の前でボックスジャンプで360をすること"


自分がこうなりたいというビジョンが描ければ最高。
目をつぶって妄想にふけてみるのもいいだろう。
とにかく自分のなりたい姿を具体的に思い描いてみることが第1歩だと思う。


自分の場合
僕がビジョンを描いていたかというと、国際的なライダーになってX−GAMESに出たいと思っていた。
そして、アメリカで暮らしていけるプロライダーにもなりたかった。
そんなビジョンを24〜5歳ぐらいのときに強く持っていた。


2.自分を利っする

勝負に勝ち続けるための30の指針で桜井章一氏の本のレビューを書いたがその中で桜井氏は勝負に勝つためには自分を利っすることが大事だと書いている。
さらに、トップライダーであり続ける秘密 ダーダン エフェクト(darden effect)で書いたが、ロブ ダーダン、デイブ ミラたちがトップBMXライダーでい続けるために、自分の私生活、食生活に気を使っている。

逆に自転車がとてもうまいが私生活がだらし無いため、ビックなスポンサーさんと会う約束を守れらずに、スポンサーとの話しを破談にしたという実例もある。
さらに、自分の感情のみで物事を判断し続けて、回りの人から信頼を失ったライダーもいる。

Chad DegrootのインタビューでもChadが最後に言っているが、
プロライダーになるためには、ライディングのうまさも大事だが、それ以上に人間性のほうが大事だとChadは語っている。
だから、普段から自分を利っする必要があり、自分がブレていたら、何をやっても対した成果を出せない人間になってしまい、とてももったいないことをしてしまう。
逆に自分を利っし続ければBMXでも人生でも最終的に良い結果になるのだと僕は強く信じている。


3.計画性

ビジョンとも関連するが、計画を立てることがとても重要だ。
トッププロライダーになりたいのなら、"楽しく、何となくBMXにやっていればいいや"と思っていては絶対にトッププロライダーにはなれないと思う。
仮にその状態でトッププロライダーになれたとしても、トッププロライダーでい続けることができない。
トッププロになるためには計画を立てることを習慣化することがとても大事なことだ。

1番のビジョンの章で例としてあげたビジョンを持っていたとして、ざっくり計画と年単位の作ってみる。


ビジョン 例1:
今の僕は18歳、そしてビジョンは
"25歳のときにX−GAMES、DewTourに出場する、世界的なトッププロライダーになる"


19歳から25歳の計画

・19歳で大学に進学、大学生もしながらBMXを練習しまくる
BMXを練習しまくる日本国内の大会にできるだけ出場


・20歳、大学生としてもマジメに勉強をしる。英語は特に力を入れる
BMXを練習しまくる日本国内の大会にできるだけ出場


・21歳で日本一のパークライダーになる。
来年からの海外遠征のために英語を毎日勉強する


・22歳でアメリカの大会に6回は出場して、アメリカのライダーと仲良くなる
仲良しのライダーが増えるとアメリカに行ったときの宿泊がモーテルではなく、ライダーの家に泊まれる。


・23歳のときにDew Tour、世界大会、アメリカのローカルの大会に年6回は出場して、Propsビデオマガジンに出演し、雑誌RideBMXにも出演する
このとき世界のBMXシーンで多くの人が僕の名前を知る。


・24歳までにX-GAMESに出場するライダーになる!
アメリカの大きなスポンサー(例: RockStar, Macneil, DC, )がついてアメリカに住むようになる
アメリカではWoodward Eastに住んでBMXライダーとして、さらにうまくなる。
同時に英語もうまくなり、Woodwardの運用の手伝いもして、ビジネスマンとしてのトレーニングも始める。


・25歳にはDew Tour, X-GAMESも出場し、ライダーとしても大成する
Woodwardでも正式に雇用され、プログラムの設計などからも携わるビジネスマンになる


このように毎年のビジョンを作ると、それが計画になる
そして、この計画を実行するために、毎年、毎月何をしていけばいいのかが考えられる。
さらに、考えるのなら、自分が30歳、40歳、50歳、60歳 はたまた死ぬとき全ての自分のあるべき姿を描くのもとてもいいと思う。
どのような人になっていて、どのような生活をしているのか? 家族構成はどうなっているのか?仕事はどうしているの?など、いくつかの視点で考えると面白い。


自分の場合
僕の場合は、毎年1回以上はアメリカのビデオProps Video Magazineに出演することを1つ目標にしていた。
それと、X-GAMESに出ることを毎年目指していた。
また、半年後までにできるようになりたい技のリストを作り、全ての技をどのようなスケジュール・順番で練習をしていくのかの計画も作っていたときもあった。
一番多いのは、毎週末のBMXの練習をしていたのだが、平日のときに今週末に練習する技をいくつか決めていた。
それは前の週末に練習をした技のできばえと自分の習得したい技の計画に基づいて考えていた。


4.英語力

BMXのプロライダーが日本だけで活躍して、本当のプロライダーでいれるかというと
今はなれない。
僕の思う本当のプロライダーとは、プロライダーについて具体的に考えてみる【悩み相談】でも書いたが、BMXに乗ってそれだけで自分で生活をしていることだ。
日本では実現できないが、アメリカに行って大活躍をすると本当のプロライダーになれる。
アメリカでライダーとして活躍するためには、自分をアピールし続けなければ、誰も自分のことを見てくれない。

ライダーとしてアピールする方法は以下の3つがある。


  1. ライディングによる実力のアピール

  2. 人と話すコミュニケーション

  3. 媒体(インターネット、ビデオ、雑誌など)を活用したアピール


海外で2番、3番の方法で自分をアピールするためには英語が話せて、読み書きできることが、とても重要だ。


自分の場合
自分は幸いで英語が話せるため、海外遠征の時には、BMXライダーの友達がたくさんできた。
アメリカのビデオに対して自分をアピールをし、ビデオに出演したり、インタビューアーとしても出演もした。
さらに、まだ日本人は僕しか参加したことがない選ばれたライダーだけが参加するツアー"Road Fools"に参加することもできた。結果、ビデオを通して世界のBMXシーンで僕のことを知る人がとても爆発的に増えた。
その結果、海外メーカーが僕をスポンサードしてくれてたりと、ありがたいこともあった。
さらに、今ではたくさんの海外のBMXライダーたちが友達でい続けてくれている。


最後に

以上のことをちょっと偉そうに書いてみたが、上の4つのことは本当に大事なことだと僕は思っている。
話しは変わるが、とてもうまいライダーなんだけど、上の要素が少し足りなかったために大きな損をしたり、困ったことになったライダーはたくさんいるのを知っている。

計画性が無かったために、海外に行ったときに路頭に迷う寸前になったライダーたちもいた。
明確なビジョンがないために、成長が著しくて注目されるライダーだったが、結局花が咲かなかった。
自分を利っすることが足りなすぎたために、大きなチャンスを差し出されても、受け取ることができなかったライダーもいた。
上のことを偉そうに書いてはみたが、僕もたくさんの失敗をした。
でも、人は失敗をして学んでいく動物だったりもするし、失敗は成功へのプロセスであるため
今後良くなればいいのだと思う。
過去の自分の失敗を反省をし、今日からの自分を変えていけば誰でもトッププロになる可能性がある。
それに加え上の4つのことを日々努力し続けることでトッププロになる確率を上げていくことができるだろう。