成功の秘訣

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CNN MoneyにWhat is takes to be great(偉大になる方法)なんて記事があったので読んでみました

簡潔に成功者たちの必要なことを書いているので要約してみます

で、タイガーウッズがすごいプロゴルファーの理由って何?

ウオーレン バフェットが世界一の投資家になれたのはなぜ?

みんな生まれたときからCEOでも投資家でもないよね

みんな偉大な人になるためには、多年に渡って、たくさんの努力が必要だ

でも、ただ努力すればいいということじゃない、重要で大変な特定のことを頑張る必要があるという

例えば、ウオーレン バフェットは見込み投資先の企業について、驚くべき多くの時間を使って調査、勉強するという

いいお知らせとして、ウオーレン バフェットもたくさんの努力をするので、僕たちも先天的な才能がなくても大丈夫なんじゃないかと思う

偉大のレベルに行くには才能はそれほど関係ないみたいだ

多くの人は新しいことを習い始めたときは早く習得する

ある段階になると習得速度が遅くなっていき

そして、上達することが止まってしまう

しかし、何人かの人は何年も何十年も上達し続ける

そんな人がその分野で偉大な人になる

では、なぜ、どのようにして、ある人たちは上達し続けるのだろうか?

以下に書いてみます

努力以外にない:No substitute for hard work

誰も初めて何かを行ったときからうまい人はいない
研究者達は世界レベルに到達する期間としての”10年ルール”というのを提唱している
世界レベルになるためには10年間ぐらい一生懸命努力する必要があるということだ
もちろん、行っているカテゴリーにより熟達への期間は変わるので10年というのを参考としてくれればいい
音楽なら20年、30年かけて匠の領域までいくという
要は努力は必要不可欠ということだ

しかし、10年以上努力をしてもトップにならない人もいる
そんな人は何が足りないのだろう?


練習が熟達への道:Practice makes perfect

トッププレイヤーは最も多くの時間を”計画的かつ考えられた練習(Deliberate Practice)”に当てていると言う

例えば、20歳のバイオリニストたちの調査したところ
一番うまいグループは、今までの人生の中で平均で10,000時間を練習に費やしている

次のうまいグループは平均練習時間:7,500時間
その次のグループの平均練習時間は5,000時間

他の事柄でも同じことが言える。外科医の手術、保険の営業、全てのスポーツにおいて計画的かつ考えられた練習の量とパフォーマンスが比例する


事例:Real-world examples

マイケルジョーダンは練習のきついチームに属していたときは、他のチームメンバ-よりもはるかに多い練習をしていたという

アメフトのJerry Riceの練習に他の選手がついていくと気持ち悪くなるというぐらいやっていたという

タイガーウッズ
タイガーは生後18ヶ月からゴルフを始め、それからハードに練習をした
彼が18歳でU.Sアマチュア チャンピオンシップで最年少優勝者になるころには、既に少なくても15年間のキャリアを積んでいたことのだ
その間タイガーは上達することを一度たりとも諦めていない
そして、日々体調管理と練習に多くの時間を費やした


ビジネスに置き換えると:The business side

優れたパフォーマンスを行うには10年の練習が必要と言うが、ビジネスにおいて練習はできるのか?
ビジネスにおいて、プレゼン、交渉、価値提供、会計・財務書類の理解と解釈などの練習ができる。
しかし、マネージャーとしての練習はそこには無い。
それは、充分な情報が無い中、変わりやすい状況下で判断、意思決定を行うということの練習だ。
これもできるいう?!
それは、今あなたが行っている仕事の中でやり方をか変えることでできる
1つ目、全てのタスクに新しいゴール設定することだ。タスクをただこなすのではなく、さらに良くすることを行うことだ

レポートを書くことも、情報を探し、分析して、プレゼンすることが含まれている。全て上達できるスキルだ。
そして、役員会議に出席することで会社の戦略を深く理解することが必要とされる。そして市場の変化と議論をすることにおいて論理的な視点・思考が必要だ
これら全て基本的な仕事の中で高めることができるスキルだ


考え方・視点を変える:Adopting a new mindset

物事の考え方・視点(マインドセット)を変えることで同じ仕事でも得るものが変わるという。研究者によると、マインドセットを改善した人は、情報をより深く処理し、長く効果が続くという
より多くの情報を求め、他の視点からも見たりする。
長期視点で物事を考え、今の時点での辛い選択肢でも耐え、大きな視点でよくなろうとする

調査からも精神的なアプローチの違いで変化があるという
例えば、アマチュアが歌のレッスンを受けたときは、楽しいと感じる。しかしプロが同じ歌のレッスンを受けたときは、自分のパフォーマンスの向上に対して集中をする。
同じ行動でも考え方が違う

また、フィードバックはとても重要です。仕事においてフィードバックをもらうのは問題無いでしょう
しかし、多くの人はフィードバックを自ら求めず待つ
恒常的にフォードバックをもらうことができなければ、求めることだ


Be the ball

全てのプロセスを踏まえた上、一つのゴールとして”あなたのビジネスにおいてのメンタルモデル”を築くことが重要です
メンタルモデルとは、各要素がどのようにくっついて、影響し合うのかということだ。より多くメンタルモデルについて考えることで、あなたのメンタルモデルは良くなり、パフォーマンスも良くなる

Microsoftの創立者のビルゲイツは当時、全ての会社の全てのデスクにパソコンがある絵を描き、
大きな市場を作っていった。
ナポレオンはさらに上行く人物だっただろう、彼は戦いのビジョンを描いていただけでなく、突然変化があったときにも、迅速に対応をしていた

”計画的かつ考えられた練習”に集中することによるメリットはたくさんある、そして、もう一つ大事なことがある。バラバラに練習・勉強するのではなく定期的に行うということだ


なぜ?:Why?

ほとんどの人にとって仕事は、さらにハードに行うには充分すぎるほどハードのはずだ。
これらのさらなるステップを行うのは難しく、苦痛に思えたりもするかもしれない。
もし、すばらしいパフォーマンスが簡単なら、それは珍しくないことになる
研究者たちは多くの努力が成功に繋がるのは分かっているが、具体的にどのような行動が成功に繋がるのかは、あまり分かっていない
また、ミシガン大学のビジネススクールの教授Noel Tichyはこう言う
『ある人たちは他の人たちよりも情熱的だ。この理由に関する答えは私には答えられる』

現実を見ると私たちは、なりたい自分になれるが、このようにみんなが思っているわけではない。
名誉と成功への道が楽だという思いたいが、実際にこの考え方は厳しい、なぜなら
大きな壁にぶつかったときには、自分には才能が無いと思い、あきらめてしまうためだ

たぶん、全ての人が成功するわけではないだろう。
成功するためには多くのことをしなければいけないが
成功は運命として定められているのではなく、あなたにも、私たちみんなにも成功の可能性があるということだろう

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