説得のフレームワーク

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:  
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

大学のときにRichard Han Speech Academyというところでスピーチを勉強していた。

そのとき、人を説得するためにはどのようなことを話せばいいのかを学んだ

それが実践できているかは別なんだけどね

それは

英語で書くとこれ
Ethos、Logos、Pathos

もともとのギリシャ語だと

エトス、ロゴス、パトス 

エトス(Ethos)
話し手の人格、資質、経験談、信頼度による説得
 ダイエット食品のTVCMでお医者さんがいいと言うと説得力あるよね
でも、6歳の子供がダイエット食品はこれがいいと言っても説得力ないよね


ロゴス(Logos)
論理を積み重ねる説得
例えば、こんなことかな
 何でも打ち込んでいる人は人生の素敵に過ごしている
人生を素敵に過ごしている人は魅力的だ
よって、何でも打ち込んでいる人は魅力的だ

A=B,B=CよってA=Cと論理を組み立てる

A=B、C=B、D=B だからBはこうだ!とも論理を組み立てられるよね


パトス(Pathos)
聞き手の感情に訴える説得
 刑事が犯人を事情聴衆しているときにこんなこと会話のやりとりが思い浮かぶんじゃない
「お前にも家族がいるんだろう。お前の親は随分と苦労してお前を育ててくれたそうじゃないか。その親に顔向けできないようなことはするなよ」と語りかける
最後に犯人が「けっ,刑事さん!すんませんでしたっ!」
こんな感情に訴えるのがパトス

何か説得することを考えるときは上のこの3つのフレームワークを使うと便利だろうね

じゃ、エトス、パトス、ロゴスを人類史上最初に考えたのはアリストテレスなんだよ

アリストテレスって紀元前4世紀の人なんだけど、そのころ日本はというと縄文時代で土器を作って狩りをしていた時期だね

ギリシャで論理学などを考える人がいて、同時に日本では土器を作って狩りをしていたとは

知能に結構差があるね

今、日本は先端に行っているけど、何十年後はインド、中国が頭も労働力の先端に行くのかな

やはり、知的労働の根源になるのが、人間の考えるという行動だろうね

じゃ、考えるってどういうことだろう?

最近、考えることに関して勉強し、考えるとは以下の3つと習った

考えることは疑うこと

考えることは解釈すること

考えることは分解すること

最近、考えるように努力しているんだけど、脳みそがすぐに疲れちゃうよ トホホ

でも、頑張り続けるよ!

関連記事

植山周志のマーケティング分析オンライン入門講座